G大阪とのルヴァンカップ準決勝第2戦を2日後に控えた6日、C大阪は、雨混じりの天候の中、約1時間半の練習を終えた。
冒頭のパス回しでは選手から笑顔も見られるなど、リラックスした雰囲気で行われた中、「いますごく調子も良くて、自信にあふれている。しっかり準備して、試合に臨みたい」と気合い十分なのがソウザ。
「勝つことしか考えていないし、勝つために得点が必要なのはもちろんだけど、守備も疎かにしたくない。第1戦では遠藤選手を自由にしてしまったので、今度は彼を自由させないことも大事。その上で、相手GKが処理に困るようなシュートもどんどん狙っていくよ」と攻守におけるフル回転を誓った。
「リーグ戦では相手のホームで苦い思いをしたから、それを払しょくできる良い機会。この先のセレッソに、良い歴史を残せるように頑張る」と試合に向けた意気込みを述べたのは柿谷曜一朗。
グループステージから含めて12試合目となる準決勝第2戦。ここまでカップ戦は、リーグ戦と並行しながらの戦いとなる中、チーム全員の力を結集させて戦ってきた。「チームというのは、リーグ組とカップ組で分かれているわけではない。もちろん競争は大事だけど、セレッソというチームとして一つになって、全員で挑めればいい」(柿谷)。
選手一人ひとりが自分の力を発揮してチームに貢献することを考えて作り上げてきた今季のチーム。その一つの集大成を、敵地で発揮し、C大阪はクラブ史上初のカップ戦決勝進出を目指す。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/10/06 21:51