前節・松本戦は2点を先取されながら、84分から3点を奪って3-2で逆転勝利。MF池上丈二のプロ初ゴールが決勝点となった。
ゴールシーンについて池上は「コヅ(小塚和季)から縦にパスが出た時点で、自分が拾ってからの二次攻撃が頭に思い浮かんだ。セカンドボールを拾って、ゴール前にしかけたことが得点につながった」と振り返る。
右サイドから放ったクロスは、シュートのようにも、パスのようにも見えたが、「中に岸田(和人)選手が見えたので、何か起こるかなと思ってクロスを上げて、そのまま入ったという感じ。あのようなゴールになったけど、自分としてはすごくうれしいです」と笑顔を見せた。
今季はこれまで18試合に出場、うち14試合で途中出場してフレッシュな動きを見せてきた池上。ベンチに入れない時期もあったが、「コンディションを落とさず、常に結果を残すことを考えていた」と話す。
「前節は7分間で逆転することができた。その力を僕たちは持っている。途中出場だとしても、結果を何も残せないということはないと思うし、途中交代の選手が結果を残し、試合を決められるようにやっていければ、もっと良いチームになっていけると思う」
今季も残り8試合。累積警告での出場停止や負傷離脱などがある中、前向きなルーキーの飛躍に期待が懸かる。
写真:田辺久豊(エルゴラッソ山口担当)
(山口担当 田辺久豊)
2017/09/28 19:43