現在、勢力を強めながら日本列島に近付いている台風18号。京都がアウェイで戦う17日のJ2第33節・愛媛戦は、その台風18号の影響をモロに受けるのではないかと心配されているカードだ。試合中止も懸念されており、たとえ予定どおりにキックオフを迎えられても、猛烈な風や雨の中でのゲームとなる可能性がある。
しかしそれでも、「台風は言い訳にならない」と断言するのがエスクデロ競飛王だ。「マラドーナも言っていたけど、テニスボールでやろうがゴルフボールでやろうが、土のグラウンド、ガラスが出ているグラウンドだろうが、テクニックというのは変わらない。台風の中でもちゃんとボールを止められないといけないし、ちゃんとパスを出せないといけない。言い訳にはならないので、しっかりと技術を出せるようにしたい」。
チームは7試合勝ち星なしが続き、クラブワースト成績(15年)に並ぶ17位に低迷している。「残り10試合で10勝しないと、何も状況は変えられない。与えられたポジションで自分の最大限の能力を出すこと。いまはそれだけを考えて、毎日やっていく」。残り10戦での巻き返しだけを見据えているエスクデロの目には、大型台風の影響などは些細なこととして映っているようだ。
(京都担当 川瀬太補)
2017/09/15 19:21