東京Vの新加入選手、スペイン国籍のFWカルロス・マルティネスが13日、プロフィール写真などの撮影に臨んだ。髭をたくわえ、笑顔あふれる明るい人格のカルロス・マルティネス。「マルちゃん」とすでにチームメイトからニックネームを与えられた好漢は、来週・讃岐戦の出場に向けてコンディションを上げている。背番号も決まり、いよいよチームの一員になった感じ。
「(実際のユニフォームを着てみて)すごくいい印象。早く試合がしたい」と目を輝かせる30歳は、前節・岡山戦でサポーターに挨拶するとともに、試合もつぶさに観戦した。「常に応援し続けるサポーターを見て、『信じられない!』って思ったね。東京Vはスペインのスタイルとは異なるサッカーをしているけれど、そこにフィットできるように努力する」と前向きに話す。チームメイトからも、「うまい!」と評判の良い高い技術でポストプレーは巧みであり、決定力(スペイン3部で4シーズン152試合62得点)も保持している。得点力アップに期待がかかるストライカーだ。
背番号は13に決まった。聞くと「好きな番号」とのこと。尚、左足には「好き」という虎のタトゥーが3匹。右足には長男の名が前側に、後ろにはカタカナで『オリベル』と彫ってある。これは本人が幼少期からキャプテン翼好きで、スペイン版で大空翼の名が『オリベル』であることから、次男の名にそうつけたとのこと。日本に縁があるマルちゃんは、いよいよ迫ったデビューへの準備を進めている。
(東京V担当 田中直希)
2017/07/14 23:21