24日の福岡戦でチョ・ソンジンが負傷交代し、奈良竜樹が退場となり次節は出場停止。選手層が厳しくなってきたかと思われたが、27日の練習では、負傷などで離脱をしていた5選手が一気に復帰するという好材料も見られた。
右足首の捻挫から復帰した前貴之は「焦らずコンディションを上げていきたい。もしG大阪戦に出られたら、ホーム初白星に貢献できるようにしたい」と意気込み、左足足底痛から復帰の荒野拓馬は「(深井)一希がチャンスをつかんでいる。負けずに自分もチャンスをつかめるようにしたい。そうすればチームの底上げにもつながるはず」とモチベーションを高めている。20日の松本戦でデビューが予定されながらも、直前の負傷で回避したパウロンも「試合を外から見ていて、悔しさがあった。ここからはいい準備をしていきたい」と語った。
次節は強豪・G大阪が相手。個の力があるチームだが、一丸となって挑んでいく構えだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2013/03/27 17:58