11日、新潟はトップチーム監督に呂比須ワグナー氏、コーチとしてサンドロ氏の就任内定を発表した。両氏とは、9日にブラジルで仮契約を締結済み。13日に来日し、20日の第12節・札幌戦から指揮を執ることを目指して、正式な契約手続きを進める予定となっている。
この日の練習後、聖籠町のクラブハウスで中野幸夫社長が報道陣に対応。呂比須氏について「監督経験があり、日本に愛着のある方。一番は、こうしたチームの状況を分かってくれた中で、一緒に戦ってくれるという確認がとれた」と、内定の理由を語った。
呂比須氏はクラブを通じ「このたびはアルビレックス新潟にチャンスを与えていただき、とても光栄です。アルビレックス新潟サポーターの皆さん、選手の皆さんとスタッフの皆さん、フロントの皆さんと一緒に、一戦一戦、大事に戦って、自分のベストを尽くして、試合に勝てるようにがんばっていきます」とコメントを発表している。
また同日、休養中だった三浦文丈前監督の辞任も発表された。14日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる明治安田J1第11節・浦和戦は、10日のルヴァン杯C大阪戦に続き、片渕浩一郎コーチが監督を代行する。呂比須氏とサンドロ氏も視察に訪れる予定となっている。
(新潟担当 野本桂子)
2017/05/11 19:55