金沢は11日、大橋尚志がプロA契約変更に必要な規定出場時間を満たし、プロC契約からプロA契約に変更したことを発表した。
「ずっとC契約でいた中で、いろんな人がA契約になっていく姿を見ていた。自分もA契約になれたことはうれしいが、まだ全然満足していない。これからチームとしても、自分としてもどんどん成長できるようにやっていきたい」
鹿島の育成組織を経て15年にトップへ昇格した大橋。今季金沢へ完全移籍し、開幕から先発フル出場を続けている。
「いまもそうだが、プロに入ってからずっといろんな人に支えられてきた。そういう人たちに常に感謝の気持ちを持って、練習や試合をやりたい。その気持ち忘れずに、またここから、イチからというつもりでやっていけたらと思う」と気持ちを新たにした。
ボランチとして定位置を確保している大橋。「最初、試合に出ていたときに比べて、自分ができること、相手との距離感が少しずつ見えてきた」と手ごたえを口にする。その一方で「ボディコンタクトで当たり負けしないこと。外国籍選手たちに当たり負けしない体づくり」を目標に掲げた。
実戦経験を積み重ね、少しずつたくましくなっていく。
(金沢担当 野中拓也)
2017/05/11 17:17