仙台は23日に韓国人GKイ・ユノの加入を発表。24日の練習後に、記者会見を行った。
イ・ユノは韓国・中東高から仙台に加入。昨年から練習に参加しており、今季も1月12日の始動日からチームに合流。途中、負傷の治療や諸手続きで一時的にチームを離れたが、再び仙台での練習に加わり、国際移籍が可能な18歳になった23日に、正式契約を結んだ。背番号は35。
「若さを前面に出したプレーを皆さんに見てもらえるように、チームのために頑張ります」と意気込むイ・ユノは190cm、88kgと大柄で、ハイボールに強いGK。「仙台という土地柄、監督やコーチが自分のためになる指導をしてくれたこと、選手たちが外国人の自分に対してもすごく好意的にしてくれたこと」から、Jリーグの仙台でプロ生活をスタートさせることを決めた。
まずはこのクラブで、試合出場に向けて自らを鍛える。近年は韓国代表経験者のGKが数多くJリーグでプレーする傾向があり、イ・ユノも「サッカー選手である以上、代表は常に自分の視野にあります。仙台で活躍して韓国代表になるという夢を持っています」と、先輩たちに続くことを夢見ている。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/03/24 17:46