オフを挟んだ磐田は7日、大宮戦に向けて練習を行った。
前節の仙台戦では、セットプレーから最後は奥埜に芸術的なシュートを決められ、今季初黒星を喫した。だが、90分をとおして完全に崩された場面はほとんどなかった。CBでプレーする森下俊も手ごたえを口にする。
「ボールは持たれたけど、みんな慌てず落ち着いてできた。『ヤバイ』と思って取りにいって、かわされることもそんなになかった。ボールを回される試合はまたあると思うけど、慌てずに中を締めて、というのをやっていければ」
高橋祥平が左大腿二頭筋肉離れで全治4~6週間程度と診断された。森下は高橋の“代わり”では決してないが、ピッチ上で自身の存在価値を証明していることは間違いない。
「まだまだミスが多い」と自身の出来に満足はしていない森下。そして「『俺がいれば大丈夫』というふうにならないと、みんな思い切ってプレーできないと思う。もっと周りに安心感を与えられるようにならないといけない」と決意を口にした。
今季初勝利をつかむべく、森下は大宮戦も最終ラインでファイトする。
(磐田担当 青木務)
2017/03/07 13:45