開幕先発とはならなかったが、途中出場で讃岐デビューを果たした原一樹。ホーム開幕戦である今節・町田戦に向けて意気込みを言葉にした。
プレシーズン中、別調整が続いていた原。開幕戦には間に合ったが、まだベストコンディションというわけにはいかない。しかしながら、途中出場という限られた時間でも開幕戦では存在感を示していた。ホーム開幕戦に向け、90分間出場できそうかどうかを問われると「いつも90分出ようとかではなく、全部出し切る気持ちで戦っています。なので結構代えられることも多いですが、良い選手はたくさんいます。バテている選手が出ているよりも、そのほうが勝つ可能性は高くなります」と自分がフル出場することよりも、与えられた時間でとにかく全力を出し切り、交代になったとしても、あとはチームメートを信じているといったニュアンスだった。
そして、こう続けた。「何分やれるか正直分からないですけど、決めるのは監督で力を出し切るのが僕らの仕事です。信じてもらえる限り、持っている力をすべて出したいです」。ほかにもいろいろな話を聞かせてもらったが、どの話にも原の強い意志が感じられた。男らしく、頼りがいがあり、スパッと竹を割ったような性格だった。今週末、ホーム開幕戦での活躍に期待したい。
(讃岐担当 柏原敏)
2017/03/02 20:34