1日、開幕戦を勝利で飾った湘南が馬入ふれあい公園サッカー場で、中国の杭州緑城U-20とトレーニングマッチを行った。
メンバーは主力組ではなく、前節出場した選手では下田北斗のみがポジションに並んだ。試合はその下田から動き出した。得意の左足から放たれた右CKから2得点を演出するなど攻撃の中心として活躍。それに加えて軽快な動きを見せた宮市剛が2得点を挙げ、新加入のシキーニョもゴール。さらにけが明けの端戸仁がヘディングでゴールネットを揺らすなど大量7得点を挙げた。無失点でゲームを終えた点も好材料だ。
選手たちは先発、あるいはメンバー入りを果たすべく全力でプレーした。J2リーグはまだまだ始まったばかりだが、底上げは確実に進んでいる。曺貴裁監督は「アグレッシブにプレーしてくれたし、週末の試合に向けてチーム全員が戦える準備ができた」とこのトレーニングマッチを総括。4日に行われるホーム開幕戦・群馬戦に向けて戦力、コンディションが整いつつあるようだ。
(湘南担当 高澤真輝)
2017/03/01 19:10