FC東京は3日に行われる東京武蔵野シティFCとの練習試合で、11月28日にコロンビアで起きた飛行機墜落事故で多数の選手やスタッフが亡くなったシャペコエンセ(ブラジル)に哀悼の意を表し、試合前の黙祷を行い、喪章をつけてプレーすることになった。
かつて神戸を指揮したカイオ・ジュニオール監督や、C大阪や千葉でプレーしたケンペスなど、Jリーグに関わった複数の人々が今回の事故で命を落としてしまった。2日の練習後に取材対応した篠田善之監督は「そんなことが起こるんですね…犠牲者にはJリーグにいた監督が選手もいます」と話し、その後は絶句。終始沈痛な面持ちだった。
チームに直接関わっていた犠牲者はいなかったが、FC東京は同じサッカー仲間として痛みを共有しようとしている。
(FC東京担当 西川結城)
2016/12/02 18:00