5日、関東大学リーグ1部の第21節が行われ、桐蔭横浜大に2-3で敗れた早稲田大の12年ぶりの2部降格が決定した。大宮では横山知伸、奥井諒が早稲田大OB。横山はかつて東京都1部リーグに低迷していた早稲田を大榎克己監督の下で立て直し、関東1部復帰を果たしている。
「春先に早稲田とは練習試合をしていて(3月16日・3○2)、結構勢いがあった。昨季は優勝していて、今季も大丈夫と思っていたけど…。何が起こるか分からないですね」(横山)。
大宮では加入した14年にJ2降格を経験しながら、1年でのJ1復帰の原動力となった。その苦しさを知っているからこそ「落ちて上がるのは大変だと思う」と正直な予測を述べつつ、「来季がどういうチームになるかは分からないけど、頑張ってほしい」とエールを送った。
自身は9日の天皇杯4回戦・横浜FC戦での先発が濃厚。「個人的にも今季はあまり試合に出られていなかった。アピールしないといけない世界なので、勝つプラスαとして結果を出したい」と意気込みを語った。
(大宮担当 片村光博)
2016/11/07 20:00