群馬の吉濱遼平が、左膝前十字じん帯断裂で全治8カ月の診断を受け戦線離脱したチームメイト、高瀬優孝にエールを送った。
吉濱は昨季の最終戦で、右膝前十字じん帯を断裂し今夏に復帰したばかり。高瀬の心情を理解する吉濱は「自分のけがから復帰したばかりなので、優孝くんの気持ちは痛いほどに分かる。8カ月という期間は長い時間なので、簡単な言葉はかけられない」と話す。
そして「優孝くんは今季に懸けている部分があったと思います。去年の自分と境遇が似ているので、できることがあればサポートしたい。まずはチームとして勝利の知らせを多く伝えることが大切なので、残り6試合、一つでも多い勝利を届けたい」と気持ちを込めた。
高瀬優孝はJ2第34節・千葉戦の開始直後に左膝を痛めて負傷交代。左膝前十字じん帯断裂となり、今週、手術を行ったという。
(群馬担当 伊藤寿学)
2016/10/22 17:20