21日の練習後、ナビスコカップ第1節・名古屋戦を振り返って、マテル監督代行は「ボールが回って決定機も多く作れて、われわれらしさは発揮できた。ラストパスの精度が低くて得点につながらなかったのは残念だが、今まではチャンスそのものが少なかった。そういう意味では前進」と話した。
また、この試合でプロ初のベンチ入りを果たしたのが、今季U-18から昇格した小暮大器。「フィジカルが優れているし、ボールを持ったときの判断も良い。持っているものを出そうとするパーソナリティーもある」とマテル監督代行は評価する。
小暮自身は「試合の雰囲気を実感できたことは良かったけど、次は試合に出られるように頑張りたい。(試合については田中マルクス)闘莉王さんには度胆を抜かれた(笑)。オーラがあった。試合中もよく声を出すし、審判にも平気で文句を言う(笑)。そういうところも含めて、スゴイなと思った」と、名古屋の闘将に魅入られたようだ。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/03/21 19:09