遠藤保仁と今野泰幸の日本代表を欠いて挑む熊本戦。勝敗の行方はもちろんだが、注目は遠藤不在時のゲームキャプテンだ。「副キャプテンがいるので、どちらかが巻くことになる」と、倉田秋と加地亮のいずれかに託すつもりの長谷川健太監督だが、主力としての自覚に燃える倉田が初の大役を待ちわびている。
G大阪のユース時代にはキャプテンを務めていたものの、プロになってからはキャプテンマークに縁がない。「付けても付けなくても気持ちは変わらない。自分にできることをするだけ」と話す背番号6にとって、最優先は「代表がいない2試合で勝ち点6を取ること」。とはいうものの、「キャプテンマークを巻いてみたい気持ちもある」と本音をチラリ。「キャプテン倉田」が熊本戦で勝利への先導車になるかもしれない。
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/03/19 20:12