7日、C大阪は、8日に行われるJ2第35節・岐阜戦に向けた最終調整を行った。
その中で行われた11対11で、日本代表招集中で不在の山口蛍に代わってボランチに入ったのは山村和也。もっとも、山口がC大阪に復帰する前は不動のレギュラーでもあっただけに、決して代役というわけではない。
「前節は試合の終わらせ方で課題が残った。真ん中のバイタルエリアを崩されて2失点してしまったので、前線の選手とCBの選手としっかり連係を取って守りたい」と今節に向けた意気込みを語る。
6日は、チームメイトの山口蛍が日本代表のW杯最終予選第3節・イラク戦(2〇1)で劇的な決勝点を決めた。
「あの場面で決めるのはすごい。チームメイトとしてうれしかったし、蛍が頑張っている姿を見ると刺激になる」と話した山村は、前回、山口が先発フル出場したW杯最終予選第2節のタイ戦翌日にも、「日本代表で活躍している選手ととなりでプレーすることは勉強になるし、代表は自分も目指している場所。自分自身、もっと成長して、セレッソで同じピッチに立つだけではなく、日本代表の舞台でもコンビを組めたらいい」と熱い思いを吐露していた。
J1自動昇格へ向けて勝利のみが求められる今節。“代役”に留まらない山村の攻守に渡る活躍が期待される。
(C大阪担当 小田尚史)
2016/10/07 17:34