長崎は今季、シーズン開始前に最先端の医療機器を使って選手の特徴をつかもうと、練習中の選手に心拍計を取り付け、心拍数の変化や復帰の早さなどさまざまなフィジカルデータを集積した。これは、自分の身体能力の特徴を客観的なデータを使って測り、選手自身も気付いていない新たな特徴を見つけることにもつながっているという。
佐藤洸一は1トップの万能型FWといったイメージが強いと思われていたが、この計測によって100mダッシュなどのスプリントを行った際、心拍数の戻りが早く、スプリンター系の選手であることが明らかになったという。したがって富山戦ではシャドーストライカーとして試合に出るが、スペースに走り込み、点を取るなど新たなポジションでこれまでとは異なるスタイルの活躍が期待できそうだ。
(長崎担当 植木修平)
2013/03/19 19:57