柏は16日、明日に控える2ndステージ優勝争いに生き残りをかけた2nd第12節・神戸戦に向けて調整を行った。
上位対決となる大一番に向けて、やはり大きな注目を集めているのは古巣との対戦となる神戸のネルシーニョ監督であることは間違いないが、それとは別にもう一つ楽しみな古巣対決がある。それは2014シーズンまで在籍した橋本和との対戦だ。
そして、特に対戦を心待ちにしているのが輪湖直樹である。
橋本とは2014シーズンの1年間しかともにプレーはしていない。それでも、同じ左SBということもあって「一緒にプレーしていたころは、ワタルくん(橋本)のプレーをずっと見ていて、うまいいと思うところや良いところを吸収しながらやってきた」と輪湖は話す。
互いに左SBでの出場となれば、試合中にマッチアップする機会はほとんどないだろう。それでも、橋本から「背番号22」を受け継いだ輪湖は「まだ柏の22番というのはワタルくんのイメージが強い人もいると思うので、そのイメージを塗り替えられるように頑張りたい」と意気込む。
両チームともに攻撃陣が強力で、撃ち合いになる可能性も高い一戦だが、それぞれの左SBに注目して見てみるのも面白いかもしれない。
(柏担当 須賀大輔)
2016/09/16 19:07