鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督が3日の天皇杯2回戦・琉球戦でGK赤星拓とDF青木剛の先発を明言した。
代表招集でGK林彰洋とDFキム・ミンヒョクを欠く中、3日に天皇杯の初戦・琉球戦を迎える鳥栖。メンバーについてマッシモ・フィッカデンティ監督は「赤星や青木は必ず、出場機会を与えようと思っている」と赤星と青木については先発を明言。さらに「11人全員を入れ替えるということはしないが、途中交代で使う選手も含めて何人か今回は出場機会を与えようと思っている選手がいる」とメンバー選考について言及した。
フィッカデンティ監督の言葉どおりとなれば移籍後、初先発となる青木は「試合のスタートから出るのは久しぶりになるので、試合の入りを特に意識したい」と意気込んだ。J1での豊富な経験を持つ青木にとっては天皇杯で下のカテゴリーと対戦した経験も多い。「カテゴリーとか関係なく、しっかり試合の入りから気持ちを込めることが大事」と精神面の重要性を説く。豊富な経験を持つ青木が初先発でどんなプレーを見せるのか、期待が懸かる。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/09/02 07:30