西ケ谷隆之監督が新加入の久保裕一との関係について語った。そこから水戸の選手獲得のポイントを垣間見ることができた。
西ケ谷監督が明治大学のコーチ時代、練習生としては久保裕一を見たことがあるものの、久保が入学してきたときには退任していた。直接指導を行ったことはないが、対戦したときなど毎試合、久保は西ケ谷監督のところにあいさつに来ていたという。
西ケ谷監督は大学時代から久保の能力を高く買っており、プロ入り後も常に動向を気にかけていた。だからこそ、三島康平が松本に移籍した直後にオファーを出すことができたのだという。
ちなみに新潟から期限付き移籍で獲得した平松宗も以前から注目し、出場した試合は常に見ていたという。「僕らはお金で勝負できるチームではない。なので、的を絞って継続的に見ておいて、タイミング良くオファーを出すことが大事なんです」と選手獲得の秘訣を説明してくれた。
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/08/06 12:46