花粉症の方々にとっては非常に厳しいこの季節。練習後、鼻水をこらえながら鼻声で取材に応えてくれる選手も少なくない。
ところが、三浦泰年監督にとってはそんな季節もどこ吹く風。「アレルギー症状は一切ない」と胸を張る。
風邪を引くことも滅多にないと言うが、監督の予防法の一つが“自己暗示”だという。
「『絶対に風邪を引くなよ』。『インフルエンザにかかるなよ』と周りの人に言い続ける。そう言っている人が風邪を引いたら、格好悪いでしょ(苦笑)。花粉症も同じ」。
報道陣の中には昨年比の7倍とも言われる花粉の量にあおりを受けて、今年発症した方もいたが、それを聞いた三浦監督は「オレの体はそんな繊細な細胞でできていない」と一蹴した。
「でも、こんな話をしていたら花粉症の方に怒られちゃうな」と三浦監督。
“気配りの指揮官”は、花粉症に悩む方々への配慮も忘れてはいなかった。
(東京V担当 郡司聡)
2013/03/15 20:59