水戸から完全移籍で加入のFW三島康平が、オフ明けとなる27日の練習からチームに合流。新天地での活動をスタートさせた。
7月3日の前回対戦時(J2第21節)の直後に、前線の迫力を増したい松本からオファー。愛着ある水戸への残留か新たな挑戦をすべきか悩み続けたが、「魅力的なチームに声をかけてもらい光栄。シーズン途中の移籍で不安や重圧もあるが、そのぶん楽しみ」と新天地での挑戦を選択した。
合流直後の練習では、さすがに慣れない様子も見られ「余裕がなくて疲れました」と苦笑する。それでも「空中戦が一番良さを出せる。セットプレーからの得点や前線で起点になる役割をこなしたい」と、松本でも自らのストロングポイントを発揮して勝利に貢献すべく燃えている。
背番号39は、駒澤大の後輩にあたる山本大貴(19番)、2学年先輩にあたる高崎寛之(29番)を意識して選択。10番も空き番となっているが「それは無理です(苦笑)」と謙虚な姿勢を見せる大型FWの目標は、「もちろん何が何でもJ1昇格」だ。
(松本担当 多岐太宿)
2016/07/28 14:40