U-23日本代表としてトゥーロン国際大会に参加していた、鳥栖のMF鎌田大地とDF三丸拡が5月29日に帰国。そろって5月30日からチームの練習に合流し、フルメニューをこなした。早期敗退となったのは残念だが、2日に延期となっていたJ1・1st第7節・神戸戦を控える鳥栖にとって二人が戻ってきたのは明るい材料だ。
短い間隔での4連戦と長距離移動をこなしているだけにコンディションが不安視される。マッシモ・フィッカデンティ監督も、「ちょっと疲れているように見える。でも、ギリギリまで様子を見たい」と起用には慎重な様子。特に鎌田の状態は気になるようで、「鎌田はプレーする機会があまりなかったようなので、もう一度コンディションを作り直さないといけない」と少し渋い表情も見せていた。
鎌田自身も「刺激は受けたけど、あまり試合に出られなかったので悔しさはある。コンディションもあまり良くない」と話している。ただ、トゥーロン国際大会でもチームのことは気にしていたようで、「得点できていないのが気になる」と語ったように、トップ下を務める選手として責任も感じている。勝てば降格圏から脱出できる重要な一戦、鎌田の出場はあるのだろうか。
写真:杉山文宣
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/06/01 10:18