首位を走る町田だけあって、攻撃陣も目下好調。FW中島裕希が5得点、FW鈴木孝司が3得点、MF鈴木崇文が2得点と主力がそろってゴールという結果を残している。
そんな波に乗り切れていないのがMF谷澤達也。彼も間違いなく攻撃陣の立役者としてキープ力、ドリブルに秀でたところは見せている。前節・長崎戦(1○0)は先制点の起点となるスルーパスを鈴木孝に通し、67分にはポストを叩くシュートも放った。しかし、今季のゴール数はいまだ『ゼロ』のままだ。
27日の練習後、谷澤が取材を受けていると、そこに主将のリ・ハンジェが通りかかり、「次の試合でゴールを決めなかったら坊主にします」と谷澤に代わって(?)一言。「みんなが本当に(ゴールを決めていないことを)言ってくるので、さすがにそろそろ…。イジりが最近強くなってきた」と困惑顔の谷澤。しかし、「1本(シュートが)入れば強く言い返してやろうと思う」と“リベンジ”を誓っていた。
写真:徳丸 篤史
(町田担当 大島和人)
2016/04/27 19:44