インテルを明るくする愛されキャラ
ミックスゾーンでインテルDF長友佑都の談話を取る時、ついつい途切れることが多い。通りかかった選手や関係者が、次々に茶々を入れてくるからだ。15日のコッパ・イタリア5回戦、カリアリ戦の後もそうだった。「ユウト、グランデ」と今シーズンから加入した戦術分析担当スタッフが笑い、DFファン・ジェズスが「アリガトウ」と話に入り、FWロドリゴ・パラシオが何事か耳打ちし、長友と我われ報道陣を笑わせようとする。2011年2月の移籍以来5年近く、そんなことが毎回のように続いているのである。それだけ可愛がられ、慕われる人間関係をキープすることだけでもなかなかのものだ。
ピエロ・アウジリオSDもそんなノリで話に入ってくるから面白いもので、ちょうどコメントが去就に触れた時に彼は通りかかった。「契約は白紙でサインしてもらう!」冗談混じりながら契約延長を匂わせた。この場合の”白紙”とは、サインだけもらって雇用側が条項を好きに書き加えるという意味での”白紙契約”ではなく、条件面を空欄にして契約者の希望通りのことを書いて良いという破格の対応を示す。もちろん実際にはそんなわけにはいかないのだが、契約延長はクラブ側も是非に、という方向で動いているようだ…
※上記ボタンを押すと「J:comサッカー特集」へリンクします。
(BLOGOLA編集部)
2015/12/25 10:10