FW石原直樹が11日に行われる天皇杯4回戦・町田戦で公式戦に復帰する可能性が出てきた。
石原は4月12日の明治安田J1・1st第5節・川崎F戦(1△1)で右膝十字じん帯を損傷してから長らく戦列を離れていたが、先月に練習に合流すると練習試合でもプレーした。石原は「だいぶ無理が利くようになって、プレーの幅が出てきた。スピードとかもやり始めは『大丈夫か?』っていう感じの方が多かったけど、今はやっとちょっとずつ強弱もつけられるようになってきている」と調子が上がってきたことを実感。そしてつい先週は「厳しいかな」と話していた町田戦については「人がいないのでチャンスと言えばチャンス」と表現すると、「ちょっとでも出たい気持ちがある。練習ではみんな気を遣ってくれるけど、何も考えていない相手とやりたい」と話した。
代表や負傷の選手を除いてフィールドプレイヤー18人中16人がベンチ入りすることになる町田戦。石原のベンチ入り、そして公式戦復帰はあるのか、注目だ。
(浦和担当 菊地正典)
2015/11/09 20:03