今節の対戦相手、岡山は野田紘史の古巣。「Jでデビューしたチームでもあるし、かなりの思い入れがある。あのとき一緒だった選手が、いまも何人かスタメンでやっている。すごく楽しみ」と語っている。
岡山には浦和時代に一緒だった矢島慎也も在籍している。野田は矢島について「前節東京V戦のゴールも見た。自信を持ってミドルシュートに持って行っているので、(矢島は)いま、良いイメージでやれている。技術もあり、前へのボールの運び方もうまいし、ミドルもある。矢島は要注意」と警戒を強める。
「僕がいたころ、岡山はJFLからJ2に上がって1年目だった。いまの金沢と同じような感じで、環境もまだそのときは整っていなかった」。岡山時代と現在の金沢は重なるところもあるようだ。
いまの岡山も「やっぱりみんなで走る。(在籍当時とは)選手も代わってかなり技術は上がった。ただ、『まずハードワークから』という根の部分はあまり変わっていない」と話した。
(金沢担当 野中拓也)
2015/10/14 20:48