ノーファー戦も先発した香川。本来の持ち味を見せる場面も増えてきている
(写真=Getty Images)
破竹の公式戦9連勝。香川も先発
ドルトムントが文字通り記録的なスタートを切っている。
今季ここまで公式戦8試合で全勝と素晴らしい序盤戦の戦いを見せているドルトムントは、12日のブンデスリーガ第4節、ハノーファーとのアウェイ戦に4-2で勝利した。この勝利でドルトムントはリーグ戦4試合連続で3ゴール以上をマークし、そして開幕から公式戦9連勝という記録を打ち立てた。
リーグ戦開幕からすべての試合で先発に名を連ねている香川真司はこの日もスタメン入りし、ロスタイム直前に交代するまで90分間プレーした。この日は6試合ぶりにゴールとアシストがなかったものの、相手のオウンゴールによる3点目(これが決勝点)を演出し、クロスから相手のハンドを誘い4点目につながるPKも獲得した。交代でベンチに下がる際にはトゥヘル監督から愛のキックを見舞われている。
オウンゴールを誘発することになった右SBギンターへのスルーパスは、前節ヘルタ戦の2点目と同じ形。エリア外でボールを受けるとゴール前を確認しながらターンし、走り込んでくるギンターへ浮き球のスルーパスを送った。これはバイタルエリアという時間の限られたエリアで一番外側から走り込んで来る選手を一瞬で見付ける視野の広さと、そこへ柔らかいパスを正確に送り込むことのできる繊細な技術が合わさったプレーだった…
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(BLOGOLA編集部)
2015/09/16 12:19