15年・夏の甲子園の決勝カードは仙台育英(宮城)対東海大相模(神奈川)に決まった。甲府の選手も高校野球には興味があるのだが、FW/DF熊谷駿(19歳)とMF下田北斗(23歳)にとっては大一番の決勝となった。
熊谷と下田は、熊谷の母校である仙台育英が優勝したら下田が丸刈り、優勝できなかったら熊谷と何故か熊谷のお父さんが丸刈りという賭けをしていた。2回戦の頃にこの話を聞いたのだが、そのときは”熊谷に圧倒的に不利な賭け……”だと思っていたが、1学年下の後輩(野球部員)の力を信じていたサッカー部の先輩の見立ては正しかった。
そして、奇しくもその相手は下田の母校ではないものの、故郷・神奈川県の代表である東海大相模。決勝カードが決まると、下田は「我が神奈川の東海大相模」なんて言い始めており、急激に東海大相模を応援し始めた。決勝のキックオフ……、プレイボールは20日13時。どっちが丸刈りになるのか。
(甲府担当 マツオジュン)
2015/08/19 21:36