前節(明治安田J1・2nd第6節)、浦和を相手に先制しながら、惜しくも逆転負けを喫した新潟。試合の入りはよかっただけに、悔やまれる結果となった。
2失点はいずれも、2人、3人と守備をかわされてのもの。CB大野和成は「ミスが2回、3回と続くと失点してしまう。はがされてもすぐカバーできるように意識したい」と、前節の反省を生かし、清水戦に臨む。
2ndステージ第6節を終えての年間順位は新潟が15位、清水が18位と、お互いに勝ち点3を譲れない状況だ。「相手も勝ちにくると思うけど、受けに行ってはいけない。こちらからアクションを起こしていく」と大野。前から圧力をかけてボールを奪い、攻撃へとつなげる新潟らしいサッカーを表現できているだけに、あとは結果を手にしたい。「90分通して集中したい。結果にこだわって、勝つための守備をしたい」。負けられないオレンジダービーを征するために、最終ラインで体を張る。
(新潟担当 野本桂子)
2015/08/15 07:00