川崎茶といってもフロンターレのことではない。広報担当の川崎さんが用意する麦茶のことだ。
今年から広報担当になった川崎さん、練習後に選手たちに話を聞くメディアのために、6月頃から大きなジャグによく冷えた麦茶を用意してくれている。これは記者陣にとっても非常にありがたいことなのだが、トレーニングを終えてロッカーに引き上げる選手たちにも大変好評で、岡本賢明選手などは「川崎茶、うめぇなぁ!」と、毎度毎度、大声で喜びを表現して去って行くのだ。
が、今日はこの川崎茶がなかった。
「今日は涼しいかと思って用意しなかったんですよね」と川崎さん。でも今日はとっても暑かったので、飲めなくて残念でした。
何事も、そこにあるのが当たり前だと思ってはいけない。次節、北九州戦(明治安田J2第29節)が行われるのは70回目の終戦記念日。Jリーグとサッカーを日常的に楽しめるのも当たり前ではないんだなぁ、と思わされた、川崎茶のない日でした。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/08/13 19:03