29日、C大阪は舞洲のクラブハウスにて、エジミウソンとマグノ・クルスの新加入記者会見を行った。2人の獲得について、大熊清強化部長は、「守備の安定感は出てきた。あとは、控えの選手も含めて苦しいときに試合をひっくり返したり、勝ち切れる力が必要だった。(2人は)協調性もあり、競争、結束もできる。チームにいい影響をもたらしてくれる」と説明。
エジミウソンが、「日本は第二の故郷。試合を決定付ける仕事をして、J1昇格に貢献したい」と意気込みを語れば、マグノ・クルスも「日本に来ることができた喜びを言葉で表すのが難しいくらい、うれしい。中盤ならどこでもプレーできる」とアピールした。
チーム状態が上向きのいま、新たに選手を獲得することについて玉田稔社長は、「『まとまってきた中で補強は必要なのか。チームワークを乱す恐れはないのか』という声もあるとは思うけど、残り4ヶ月、(けがやコンディションなど)何が起こるか分からない。それに、負けないチームにはなってきたけど、さらに勝ち切れるチームにしていくための補強」と話す。
実際に迎え入れる側の選手たちも、2人を歓迎する。玉田圭司は「いい刺激になる。ポジション的にはライバルになるかもしれないけど、俺は歓迎するというか。(性格的にも)いいヤツらだし、チームとしても2人を受け入れている。いい方向に向かえばいい」と話した。
(C大阪担当 小田尚史)
2015/07/29 19:42