柏のU-15、U-18でプレーし、今季からニュージーランドでプレーしている手塚康平が一時帰国中だ。
NZはナショナルリーグ、プレミアシップの2リーグが共存し、前者は3月末から9月、後者はその後と日程を分けて開催されている。選手は両方のリーグを掛け持ちするのが一般的だ。手塚は現在“ナショナル”のオネハンガ・スポーツに所属し、ここまで全9試合に先発。1得点2アシストを記録しているという。
彼がボランチのコンビを組んでいるのは、昨年は柏U-18に留学していた“マイケル”ことデン・ヘイジャー・マイケルジェームス。マイケルが“プレミア”で所属するのはオークランド・シティFCで、年末に日本で開催されるクラブW杯出場がすでに決まっている。
手塚は“プレミア”でプレーするクラブがまだ決まっていない。しかし仮にオークランド入りとなれば“凱旋”も可能。柏がこのままACLを勝ち抜けば、直接対決も不可能ではない。手塚とマイケルの間でも「一緒に(日本へ)行ければいいね」という話をしているという。
英会話も「生活に困らない程度」は習得したという手塚。日本とは違う文化の中で、興味深い経験を積めている様子だった。
(柏担当 大島和人)
2015/06/16 17:25