前節・水戸戦(1○0)のヒーローインタビューで、ジャーン・モーゼルの友人が急きょ通訳を務めたことは記憶に新しい。その方が、今日の練習を見学に訪れており、記者として直接感謝の気持ちを伝えることができた。
「メインスタンドから慌てて階段を駆け下りたので転んでしまった」が、けがはなかったようだ。「本物の通訳のように極力カメラに映らないポジショニングを考えた」(ジャーンの友人)。プロ意識を持った翻訳に救われた記者は多い。
練習後、再び取材に協力してほしいとお願いすると、快く引き受けてくれた。ジャーンは友人が「めちゃくちゃうまい」と評価する箸使いについて、「キャンプのときに毎日練習して、箸で食べるようになった」と語った。水戸戦後、寿司が好きだと話していたジャーン。チャ・ヨンファンとカレーもよく食べに行くという。
サッカー以外でも真面目な性格のジャーン。「思っていた以上に組織的で速い」と話すJリーグでのさらなる活躍が期待される。
(金沢担当 野中拓也)
2015/05/04 19:00