前節の北九州戦(2●3)で逆転負けを喫し、連勝は「4」でストップ。それまで4試合連続で無失点を誇っていた守備も3失点と崩れた。
これにはDF林堂眞も「2点リードして勝てるという空気が出てしまった」と、やや厳しい面持ちで反省。今節・大宮戦に向けて「ひとり一人が自信とやる気をもって臨みたい」と強い決意を語った。
ただ、大宮を率いる渋谷洋樹監督の話題になると、林堂の表情も急に和らいだ。林堂は甲府在籍時に渋谷監督から指導を受けており、大卒ルーキーとコーチという間柄ながら「(渋谷監督は)フランクな人だから」と仲はとても良かったとのこと。
「渋谷さんも寮に住んでいて、自分の2つ隣の部屋。いきなり『元気か!?』って部屋に入ってくる人だった」と笑って当時を懐かしんだ林堂だったが、「勝って悔しがらせたい」と仲良きかつての師に下克上を誓っている。
(愛媛担当 松本隆志)
2015/05/01 18:28