開幕から先発出場を続けていたFW片山瑛一だが、コンディションが整わずに前節の磐田戦は途中出場となった。「随分前から付き合っている」という太腿裏の張りに悩まされており、「トレーナーといろいろ話しながら、ちょいちょい練習も抜けて様子を見ながらやっているんですけど」と語る表情も冴えない。今週も練習をフルに消化することはできず、我慢しながら調整を続けている。
昇格争いの有力候補チームと続いた連戦を「いい試合だけで終わった試合も多くあった。結果につなげていかないと上位に食い込んむことはできない」と振り返る二年目のアタッカーにとって、フィットネスが万全ではない現状は歯がゆいところだ。フィジカルの強さを前面に押し出して攻守にファイトする貴重な戦力であるだけにチームにとっても頭の痛い問題だが、片山は「今できる100%をやることに集中したい」と気持ちは切れていなかった。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/04/17 18:25