21日にアウェイ・讃岐戦に臨む磐田。開幕3連勝を懸けた一戦となるが、ボランチ・宮崎智彦(左もも裏の痛み)に加え、守備陣にも欠場者を出した。
新加入で正GKのカミンスキーが、体調不良で18日より離脱。讃岐戦の欠場が決定的となった。
これにより、ここ2試合ベンチに座ったGK八田直樹が讃岐戦に先発する。「常に準備してきたし、チームが勝つことだけを考えてプレーしたい」と表情を引き締め、敵地へ向かった。
今季はカミンスキーというハイレベルなGKの加入で開幕スタメンを逃したが、「練習するしかない」と前を向く。課題の一つであるロングキックを克服すべく、居残りでボールを蹴り込んできた。
磐田ユース出身のプロ11年目。昨季は正GKとしてリーグ35試合に出場したが、総失点はリーグ平均を上回る『55』。要所で失点を防げず、失意の一年となった。
「昨季の『セーブ率』という部分は開幕前にハチ(八田)に話した」と語るのは名波浩監督。現役時代から彼をよく知るからこそ、「良いモチベーションにしてくれると信じている」と期待を寄せる。
開幕3戦目にして回ってきたチャンス。モノにできるか。
(磐田担当 南間健治)
2015/03/20 17:48