ブロゴラをご覧いただいている読者の皆さま、あけましておめでとうございます。今季もC大阪を担当させていただきます。普段のエルゴラ本紙とは一味違う、硬軟織り交ぜた、取れたての話題を盛り込んで行けたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。
さて、本年1回目のブロゴラですが、先日19日から始まった自主練での話題です。グラウンド一番乗りは、柿谷曜一朗選手、山口螢選手、扇原貴宏選手のトリオでした。昨季は中心選手としてC大阪を支えた3人。今季のさらなる飛躍が期待されます。そして、その少し後、今季より鹿島アントラーズから移籍加入した新井場徹選手が酒本憲幸選手と共に現れました。
“C大阪・新井場”としての初登場とあって、大勢の記者が新井場選手を取り囲みます。C大阪の印象について新井場選手は、「若い選手が多い。純粋に、若いチームになじめるのか少し不安(笑)」と語り、「移籍について、播戸選手に何か相談はされたのか?」という質問には、「聞かなくても向こうからいろいろと話してくる(笑)」と笑いを誘っていました。
求められる自身の役割については、「ポジション争いは当然あるし、その中で、少しでもチームを高いレベルに持って行くこと。(鹿島で培われた勝者のメンタリティーについては)自分から口で言うことでもないし、鹿島では優勝できたけど、個人としてどこまで持っているかは未知数。チームとして成長して、優勝を目指して行ければ」と話していました。
最後は、「こんなに大勢の記者に囲まれるタイプじゃないのになー(笑)」とつぶやきながら、グラウンドへ。これまで数々の経験を積んできた選手らしく、ごく自然体な様子でマスコミ陣とのファーストコンタクトを終えた新井場選手でした。
さて、今季のC大阪の大きなトピックは、練習場の移転です。去年まで使用していた南津守から舞洲へ、新たなクラブハウスとして生まれ変わりました。19日は竣工(しゅんこう)式と共に、メディア向け内覧会も行われました。普段は入ることのできない、スタッフや選手が使用する内部も見学することができましたが、非常に素晴らしい施設でした。
柿谷選手は、「一番大きいのは、風呂ができたこと。広かったし、練習が終わった後、今季は帰るのが遅くなるかもしれない(笑)」と話していました。浴槽だけでなく、ロッカールームも非常に広々としており、選手に配慮された作りになっていました。
立派な施設が完成したとあって、岡野雅夫社長は、「後はグラウンドで結果を出すだけ」と今季の目標である“タイトル(トップ3)”へ向け、選手を代表して竣工式に出席した藤本康太選手に、あらためて発破をかけていました。
(C大阪担当 小田尚史)
2013/01/21 22:59