今季途中から加入し、若いチームに経験という力を注ぎ込み東京Vを残留に導いたベテラン永井秀樹。「オフは1週間くらいしっかりと体を休め、そこから来季けがをしない体作りをするために動かしていきたい」と、さすがベテラン選手。オフの使い方のイメージは明確で、そのことがこれだけ長い期間選手を続けていられることにもつながっているのは確かな事実だろう。
さらにサッカーへの探究心もまだまだ衰えを知らない。「欲はたくさんある。バイエルンのサッカーみたいにやりたいとか」とグアルディオラがバイエルン・ミュンヘンを率いてからは毎試合欠かさずに試合をチェックしているとのこと。「来年は44歳を迎え、周りからはできるのかという声もあると思うが?」という質問には「そこは自分に与えられた使命だと思っている。40過ぎてもできる。一般常識を覆していきたい。そこは自分しかない戦い」と答える。
今季はJ2の舞台でも十分戦えることを証明した永井秀樹。いまから来季の活躍が楽しみだ。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/12/09 17:58