J1昇格を懸けたプレーオフ決勝(7日・千葉戦)が迫る中、宮阪政樹は「僕自身としてはずっと憧れていたスタジアムでできるというのはうれしいし、本当に集大成。44試合(リーグ戦+PO)の中の1試合というスタンスでやれればいいと思う」と、味スタでの試合に自然体で臨む。
そして宮阪にはもう一つ、勝利すること以外に成し遂げたいことがあるという。「僕自身は高木(駿)から点が取りたい。どんな形でもいいので、アイツからゴールを奪いたいなと思う」
中学、高校では宮阪がFC東京、高木が東京Vのアカデミーでライバル同士。明治大でチームメートとなり、宮阪が主将、高木が副将を務めた。「アイツの良いところも悪いところも知ってる」という間柄。
先日行われた天皇杯準決勝では、宮阪のブレ球のミドルシュートを高木があやうく弾くシーンもあったが、宮阪のゴールは実現していないだけに、「また点を取れるチャンスが来た」と再戦を楽しみにしていた。
(山形担当 佐藤円)
2014/12/04 18:34