チームは前節・長崎戦(0●3)でほとんど良いところがなく惨敗。試合後、選手たちはサポーターから厳しい声を投げかけられるも、それをただ受け入れるしかなかった。
チームの中核である河原和寿は「あの試合に限っては自分たちよりサポーターの方が悔しかったはず。自分たちが本気で勝つ意識でいけていたかと問われても仕方ない」と沈痛な表情を浮かべ、村上佑介も「単純に勝ちたい気持ちが相手の方が上だった。球際でも終始物足りなさがあった」と、言い訳ができない試合をしてしまったことへの憤りを語った。
しかし、大事なのは過去より未来。その敗戦を経験してどう変わっていくかが重要だ。ルーキーの表原玄太は「前節が終わってチームがこのままではいけないと感じた。僕からも発信していかなくては」と語り、新たな気持ちが芽生えつつある。プライドを取り戻すため、まずは「今週の練習は死に物狂いでやらないと」(河原)とグッと気持ちを引き締めている。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/11/05 19:12