群馬戦を3日後に控えた16日の練習ではいつものように紅白戦が行われた。主力組と思われるチームを数的不利の状況にして行われた紅白戦だったが、この形式も今までやってきたもの。しかし、以前からこの練習の意図に対して疑問を持っていたある選手が不服そうな態度を見せるとこれをきっかけに練習終了後に選手たちがピッチ上で車座になり、マリヤン・プシュニク監督が怒気を込めた口調で説明する事態にまで発展してしまった。
この日の練習はやや集中を欠いた雰囲気だったこともあり、プシュニク監督も怒気が入ってしまったようだがここ最近、6試合で1勝5敗というチーム状態を象徴するように重苦しい雰囲気が漂った。福岡一筋、最古参の神山竜一も「うまくいっていないのは事実だけどベテラン、若手関係なく自分たちで盛り上げていくしかない」と話すように雨降って地固まる、となれるか。福岡が正念場を迎えている
(福岡担当 杉山文宣)
2014/10/16 18:57