1日、アジア大会から戻った鈴木武蔵が新潟の練習に合流した。
連戦後のコンディションについて、「大丈夫。だと思っていたけど、練習をやってみたら疲れている感じはあった」と苦笑しつつ、「ゴール感覚はいいと思う」と、身に付けてきた自信を覗かせた。
今大会では5得点の活躍。Jでは見られなかったヘディングでも2得点を挙げている。パレスチナ戦では、相手DFより頭2つも3つも飛び抜けた高い打点からのゴールが注目を浴びた。「新潟でクロスからのヘディングを練習していたので」と鈴木。チームでの練習が、代表での活躍にもつながったようだ。
5得点という結果に手応えはあるが、満足しているわけではない。優勝を目標としていただけに、ベスト8で敗れた悔しさもある。「もっと取れるチャンスはあったし、準々決勝の韓国戦(0●1)は何もできなかった。もっと練習しなきゃいけない」。
リオ五輪を見据え、レベルアップするための努力は続く。
(新潟担当 野本桂子)
2014/10/02 07:00