今節対戦する東京Vの冨樫剛一監督は、東京Vの下部組織出身である森本貴幸や高木駿にとってはなじみのある人物だ。両者とも監督と選手として直接関わることはなかったが、「カテゴリーの分け隔てなく、選手もスタッフも接していた」(高木)とのこと。そんな東京Vの風土の中で良好な関係を築いてきた。
そんな冨樫監督との邂逅を前に「ヴェルディにいたときはスカウトやチームの分析をやっていた人で、個人的にもいろいろな話をした人だったので、会えるのを楽しみにしている」と森本が言えば、高木は「下部組織時代からよく知っているので意識はする。ヴェルディには下部組織出身の選手の選手も多いので、そこには負けられない」と意気込む。
「おおらかで、厳しく言うところはピシっと言える感じの人。そういうところを見つける目を持っている」(高木)という冨樫監督に、勝利という形でそれぞれの成長した姿を見せたいところだ。
(千葉担当 片村光博)
2014/09/27 07:00