紅白戦やセットプレーのあと、必ず行われるのがディエゴのPK練習。毎日3本蹴り、枠を外したりキーパーに止められることはレア中のレアケース。キーパーをよく見ているうえ、枠ギリギリを速く、重いボールで突けるため、キーパー陣は「コースがわかっていても止められない」と口をそろえる。18日も兼田亜季重を相手に3本きっちり決めていた。
ただし、今季チームが獲得したPKはゼロ。ディエゴが公式戦でPKを蹴る機会はまだ訪れていない。
そこで、誰がPKを獲ってくれそうかをディエゴに聞いてみたところ、「FWや前の選手であれば誰でもそういうチャンスはある。もちろん、自分も前の選手なので自分でPKを獲るチャンスはある」と話す一方、「僕の場合は体が強いということもあるし、逆にファウルを取られるということになるのではないか」と冷静な分析も。
ディエゴのPK実現には、ゴール前での仕掛けを増やす必要がありそうだ。
(山形担当 佐藤円)
2014/07/18 21:48