ドイツの優勝で幕を閉じたW杯だが、J2も前半戦21試合を消化。今節からは後半戦へと突入する。
「正直、取りこぼした勝ち点が多いかなと」
そう振り返るのは宮沢正史。守備力と勝負強さの不足を説きつつ、「もちろん若いチームだけど、もっとできる自信はある。90分をとおして良いサッカーをしながら、我慢するところは我慢して、後半戦は勝ち点3を積み重ねていきたい」と巻き返しを誓う。ここ2試合は若手中心で臨んだ岐阜だが、今節・横浜FC戦では先発復帰が濃厚だ。
ちなみに宮沢、W杯の優勝国予想も見事的中。スペイン敗退を受けての“再予想”ではあるが、爽やかな笑顔でドイツの魅力を語る。
「やっぱりパターンが多い。ポゼッションもできる、カウンターもできる、それに守れる。全部のアベレージが高い。個人、チーム戦術、グループとしてもすごかった」
最後には「いろいろ学ぶべきだよね」と宮沢。向上心に満ちた目線は若く、頼もしかった。
(岐阜担当 村本裕太)
2014/07/17 09:03