5月の月間ベストゴールに気鋭のルーキー・片山瑛一のゴールが選出された。
「ギャップで受けて前を向けたことがまず良かったし、石原(崇兆)に預けたらスペースが空いているところにうまく落としてくれた。良いゴールでしたね」。
選出対象となった第16節の磐田戦(1△1)のゴールは、本人も自賛する“ゴラッソ”。石原との華麗なワンツーと豪快な左足のシュートが合致した見事なゴールだったが、片山は4得点中3得点が各節ノミネートゴールに選出されており、豪快なゴールはいまや彼の代名詞と言ってもいい。「マグレです」と笑う顔にも自信が見え隠れするようになった。
ルーキーながらチームのトップスコアラーとして岡山を引っ張る存在の片山は、「限られたチャンスをうまくつかむことができた。いまはベストの状態で試合に臨めているし、試合に出ることで成長できる部分はすごく多いなと感じているので、もっと経験値を積み上げていきたい」。岡山の背番号32は、充実感をみなぎらせている。
(岡山担当 寺田弘幸)
2014/06/18 18:42