前節・東京V戦(1○0)の85分、ついに湘南デビューを飾ったのは宮市剛だ。出場を待っている中で声をかけられたときは「どうしようかとかではなくて、ただ(体を動かすピッチを)上げなければと思っていた」ようで、入る前は「1点ではサッカーは何が起こるか分からないし、もう1点欲しいというところでの出場だったので、流れを変えたいと思っていた」と試合へ意気込んでいたことを話した。
宮市は「J3の試合には出ていたが、J2のベルマーレで出るというのは違う緊張感があって、自分の中で『自分を信じろ』的なことを言い聞かせていた」と話し、プレーに関しても「練習でやっている形があって、その成果が出なかったのでまだまだ練習しなくては」と続け、さらなる成長を誓っていた。
けが人も出て厳しいチーム状況になってきているが、宮市のような存在が活躍することはまた一つ湘南を強くすることにつながっていく。
(湘南担当 林遼平)
2014/06/04 20:50