今節の愛媛の対戦相手は松本。石丸清隆監督は松本を「自分たちのペースではなくても、勝負をモノにする強さがある」と高く評価するが、それに加えて警戒しているのが松本のホームスタジアム・“アルウィン”のアウェイの雰囲気。「多くのサポーターでスタジアムが埋まるし、それほど自分たちがピンチではなくても、セットプレーなどが続くとすごい勢いでサポーターがわくので、その雰囲気に押されないようにしないと」と脅威を感じている。
また、いろいろな対戦相手のスカウティングビデオを作る際、愛媛と同じシステム[3-4-2-1]のチームに対しての動きを確認するようで、結果的に愛媛と同じシステムを採用する松本の試合を再三チェックすることになっているという。[3-4-2-1]のシステムは現在のJリーグの一つのトレンドになっているが「(スカウティングする際の相手は)なぜか松本の試合ばかり。おかげで最近は松本の(サポーターの)応援も少し覚えてきた」と、戦術以外の部分のスカウティング(?)も十分なようだ。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/05/02 20:03